気まぐれ社員食堂 2nd

2021年のグチ

コロナ禍で2回目の年末は、まるでその雰囲気を感じない.

完全リモートワークになり他人と接触する機会はモニタを通じて、ということもあるのだろうが普通の日々が過ぎてゆく感覚であり2022年を迎えるなどという実感は、ない.

2021年はひどい年だった.

取引先にアタオカ役員が居て、「俺しか知らないこと」を明文化することを求められ、これまでの発言から、

「こうですかね?」

と資料をまとめると、

「違う!」

というエスパー案件に関わった年なのだ.

もう途中から、「ああ、完全に思いつきで話してんな、これ」 と気づきはしたが、何せコロナ禍でも実績をあげているもんだから無碍にもできない.

特定の人種には、思いつきを口に出し指示をし、上がってきた資料を評論しながら方針を固めていく輩がいるが、まさにそれ.

若い頃なら修行と思えたことも、こういう年齢になると我慢ならない時がある. それでも、社員だったら完全に折れているんだろうな、なんならパワハラってやつだよこれ、と開き直りつつ、それでも数打ちゃ当たるもんでいくつかの取り組みを立ち上げてきた.

こういうことをやる人種は、ほぼ確実に責任を取りたがらず、思いつきを明文化した資料を「俺の考え方をまとめたもの」とする傾向が強いわけでもちろん細部や過程のことなんて忘れている. なんだったら結論しか覚えていないことも多い.

あ、そうそう. こういう輩のスケジュール表を見ると空白恐怖症か?と思うぐらいびっちり予定が入っているから思い当たる人がいたら見てごらん. よくわからない「打ち合わせ」とか「移動」とか「予定あり」「資料作成」で埋め尽くされているぞ.

で、

年末ギリギリにはそれまで規定の事実として進めてきたことを「そんなこと認識してないぞ」とか言い出して大混乱させるという離れ業を見せてくれた.

僕は聖人君子ではない. 「ああ、またアタオカ役員がなんか吠えている」 という目線にもなれず、同じ目線で「あ、これ相手にしちゃダメなやつだよ」 と放置していたら、「説明が悪いから俺はそう読み取ったんだ」って勝手に矛を収めていた. 時間が解決するってこと、やっぱりあるよ.

来年もこのアタオカ役員と付き合っていかなければならない. 逆に考えるとこういうアタオカがいるから多額の報酬をもらえるわけだし、これも報酬のうちだと自らを慰めている.

逆によかったこと、、、、、、、ないな.

このブログもサーチエンジンにヒットしないのかアクセス数がゼロだ.

それはそれで面白いな.

また、思い出したら薬にも毒にもならないグチを書き連ねよう.

来年もまた.

(20211229)