気まぐれ社員食堂 2nd

COVID-19 妄想編

ある男の勤めている会社はCOVID-19の感染拡大防止のためリモートワークを命じた。

ある男には家族がいた。 嫁と13歳になる子どもだ。

COVID-19を家庭に持ち込んではならない。 常にマスクをし手洗いに努めた。

ある男には喫煙癖があった。 時折軽い咳が出るが倦怠感などはない。

慢性の蓄膿症があり、特定の匂いがわからないが日常生活にはあまり影響がなかった。

5月になり、どうしても会わなければならない上司、同僚と食事をした。

同僚のうち一人にCOVID-19を疑う症状がでた。 検査結果は陽性であった。

濃厚接触者は全員検査が推奨された。 男も機関が指定する病院で検査を受けた。

結果は陽性であった。

・・・・ というどこにでもありそうな「クラスター」の大枠だ。 上の話の場合、「ある男」が無症状感染者である。

「ある男」も自分がもともと感染していたとは全く思っておらず、あの時の誰かに「感染された」 と思っているはずなのだ。

今起きている感染は、実はこんなモデルなのではないのだろうか。

そして例のアプリによって濃厚接触があった通知を受けたとする事例が出てきているが、公共交通機関しか考えられないような人もいるらしい。

ところであのアプリは、陽性であることがわかった人と15分以上一定の近距離にいた場合に通知されるそうだが、そもそも陽性者であった人が近くにいたからと言って感染の疑いがある、としていいのだろうか。 あるいは完治していない陽性者も通知するのだ、とした場合、陽性者がうろうろ公共交通機関等を利用する状況とはどういう場合なのか。

もし仮にこんなことが起こっているのであれば、しばらくは収束するはずがない。

4月ぐらいからCOVID-19は、夜行性で水商売好き、清潔嫌いのような言われ方だが、この辺りの言い方もそろそろ変化させる必要があるような気がする。

(20200819)